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社長メッセージ

代表取締役 社長執行役員
鈴木 睦人

当社は、1892年に繊維メーカーとしてスタートし、繊維で培った技術や経営資源をもとに時代の変遷と共に事業内容を変化させてまいりました。

シキボウグループは、創立150周年となる2042年を見据え、「あなたにもっと寄り添い、愛されるシキボウグループへ」という長期ビジョン『Mermaid 2042』を掲げ、ステークホルダーの皆様に価値を提供し続ける企業グループを目指しています。

さらに、この長期ビジョンをもとに、私たちが「めざす姿」を策定しました。

1つめに「従業員が自分のありたい姿を実現するために、仕事を通じて成長し、安心して働ける職場環境をめざします」としています。
従業員がやりがいをもって仕事に取組み、仕事の達成感が得られ、いきいきと仕事ができること、「仕事は楽しくワクワクと」という姿をめざしています。また、我々の製品やサービスが社会の中で、何かの、あるいは誰かのためになっているんだということで誇りをもっていただけるようにしていきたいと考えます。

2つ目に「繊維で培った技術やサービスを通じ、社会課題解決や、お客様の安心・安全・快適な暮らしの実現をめざします。」としています。
私たちは繊維を祖業とし、この繊維の技術は社会の中で、あちこちに利用されています。この技術をベースに私たちは、社会に役立つものを創造し、さらに進化するためのチャレンジをし続けていきたいと考えます。

3つ目に「環境や人権に配慮した製品・サービス、ものづくりで、持続可能な社会の実現をめざします。」としています。
事業活動で排出される温室効果ガスの排出量削減やサステナブル商材を通じ、持続可能な社会につながるものづくりをすすめていきます。

2025年度を初年度とする新中期経営計画『TG25-27(Transformation for Growth)』では、「ACTION22-24」での経営基盤の強化をもとに「成長への変革」を目指します。
基本方針に「稼ぐ力の向上」と「新中核事業の成長・拡大」を挙げ、繊維事業で培ってきた技術や経営資源を活かした新規ビジネスへの挑戦をおこなっていきます。 さらに、デジタル投資による事業運営強化や人的資本経営推進、効率性と財務健全性を重視し、株主資本コストを意識した経営推進もすすめていきます。

シキボウグループ一丸となって企業価値向上に向かって「成長への変革」に取り組んでまいります。